2009年09月29日

関西学院大学メディアの実践4年生卒業制作(2)

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関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人研究室所属
「政策とは誰のものなのか?淡路島から見える政策の歪と理想」
原田祐果さん

◆オープニングトーク
政策とは誰のものなのか?大学四年間で学んできた政策。
そして、今春の就職活動を振り返る。突然の不況に厳しい就職活動の中でも、まだ男女の格差が。
自分の人生を大事に、そして国は少子化を防ぐために取るべき施策とは。
今回は、淡路島を題材に高速道路の割引制度の表と裏を直撃取材。今年話題となった明石海峡の戦いの今を追いました。
◆インタビュー≪part1≫
たこフェリー
取材を行ってきたのは、たこフェリーに乗船する売店のお姉さん。毎日乗ってる彼女だからこそ感じること。
今年を振り返り、これからについて語っていただきました。

◆インタビュー≪Part2≫
道の駅あわじ
続いて取材に向かったのが道の駅あわじ。打撃を受けたのはたこフェリーだけじゃない!?
割引制度がもたらした現実をインタビューしてきました。
ハイウェイオアシス
今度は明石海峡大橋をわたって、たどり着いたのはハイウェイオアシス。
今回の制度の恩恵を存分に受けた場所。インタビューアーの声のトーンもフェリーや道の駅とは違うのでは?
この制度の表と裏を聞き取っていただければと思います。
◆さいごに
ひとつの政策が淡路島にもたらした格差。みんなが同じように喜ぶことができる政策にできなかったのだろうか?
政策は誰のもの?これからはもっと身近に感じ、行動していきたい!
少しでもそう感じていただければうれしいです。


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2009年09月22日

関西学院大学メディアの実践4年生卒業制作(1)

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関西学院大学総合政策学部山中速人研究室メディアの実践
4年生卒業制作
「高齢者医療・高齢者介護における音楽療法」
中塚三千美さんと牛込智子さん

音楽療法についての説明や、デイサービスにおける音楽療法の事例

楽器を使った音楽療法の紹介とデイサービスでの音楽療法のあり方や自分たちの感想
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2009年09月15日

阪神芦屋ワインガーデンワインのお楽しみ(7)

C-7_1.jpg ☆ワインの買い方・選び方 前回は節度あるワインについての語り方についてお話しをさせていただきました。今日は、どのようにワインを選べばよいのか、ということについてお話をさせていただきます。 第3回「ワインの状態」でふれましたが、現地ワイナリーからワインショップまでの完全リーファー輸送を実現している輸入元は少なく、さらにそのような輸入元が扱っている「ファインワイン」を良い状態で保管・販売しているレストラン・ワインショップもそれほど多くはないのです。 では、どのレストランが「ファインワイン」を真っ当に提供しているのか、という疑問がわいてきますが、それはご自身の舌で発見してください! ここでは「真っ当なレストラン」での一般的な「ワインの選び方」をお話したいと思います。 コース料理であれば、オードヴル(→スープ)→メインディッシュ(肉または魚料理)→デザートの順にいただきます。とりあえず、1本だけ注文したい場合は、メインディッシュに相性の良いワインを選びます。2〜3本注文する場合は、一般的にはオードヴルにはシャンパーニュ(またはスパークリング)、メインの魚料理には白、同じくメインの肉料理には赤の3種を選びます。またオードヴルからデザートまで、すべてシャンパーニュ1本で通すのも面白いかも知れません。乾杯用の食前酒としてはもちろん、肉・魚料理を問わず合わせられ、最後にクレーム・ド・カシスをグラスに落とせば「キール・ロワイヤル」に変身し、食後酒としてもOK。シャンパーニュはおしゃれで用途の広いワインです。ワインを選ぶより実践的な基準は以下の通りです。 @素材に合わせる(たとえば肉なら赤、魚なら白)。 Aソースに合わせる(たとえばオリーヴオイルなら白、トマトソースB香りに合わせる(たとえばハーブ系の香りには白、スパイス系には赤)。 C自分の好みに合わせる(たとえば赤ワイン好きなら赤)。 Dワインの価格と料理の価格とが釣り合っている。 実際は、ワインリストの情報だけをたよりにその料理に合うワインを選ぶことはなかなかむずかしいです。 レストランには、ソムリエがいます(いない場合でもシェフかサービスの誰かワインに詳しい方がいます)。 そのレストランに在庫されている1本1本の「ワインの状態」を把握し、「ワインの飲み頃」や「ワインのサービス温度」、「デキャンタージュの有無」を判断できるのは、ソムリエだけです。また各メニューの素材やソース、味付けなどもすべてソムリエは把握しています。どんな些細なことでもかまいません。どしどし尋ねてみましょう。 「ワインがわからない」から何を聞いて良いのかわからない、と言われる方も多いかもしれません。億劫がらずに聞いてみてください。最初は「おすすめのワインをお願いします」だけでもかまいません。少し慣れてきたら、どの料理に合わせるのか、ご自分のお好み、そして肝心な予算を言って、選んでもらいましょう。 レストランで、料理とワインを注文すること自体が楽しくなってくるでしょう。 実は、ヨーロッパのレストランでは、コース料理ももちろんありますが、基本的にはお客様がオードヴルからデザートまでの一連の料理を選び、自分だけのコース料理を作り上げるのです。そこには料理を食する側の密やかな愉しみがあります。そこにベスト・マッチングなワインがあれば、ディナーは「人生の大いなる喜び」に変貌するのです。 最近では、日本のレストランでも赤・白・スパークリングをあわせて5種類以上のグラスワイン(ボトル単位ではなくグラス単位で注文できるワイン)を当日のコース・メニューに合わせておすすめしてくれるところも増えてきました。2人で1本を飲むのもいいですが、いろいろなワインをオードヴルやメインディッシュに合わせて楽しめるので、このようなレストランは特におすすめです。 wine07_1.jpg <白・発泡性> 2004 スパークリング・ブリュット(クローネ・ボレアリス)2004 sparkling Brut KRONE BOREALIS 参考価格:2,800円(税別) 生産地:南アフリカ,WOタルバッハ 生産者:トウェー・ヤンガ・ゲゼレン・エステイト社 品 種:シャルドネ50%,ピノ・ノワール50% 本場シャンパーニュのマム社と提携し,極めてオリジナルに近いシャンパーニュを造り出している。もちろんシャンパーニュ製法で造られ,瓶内熟成2〜3年のすぐれもの。驚くべきことに酸化防止剤無添加で醸造。きめ細やかな優しい泡とバランスのとれた優しい味わいが心地良い1本。 南アフリカ最上のスパークリングのひとつ。 次はワインショップ。 まず、「ファインワイン」を購入するにあたって、「ワイン選び」の前に「ショップ選び」をしなくてはなりません。どのショップが「ファインワイン」を真っ当に販売しているのでしょうか。「真っ当なワインショップ」の条件を以下にまとめてみました。 @店内は年間(24時間、365日)を通じて23℃以下に保たれている。 A15℃以下で保管できるワインセラーがある。 Bスタッフは販売しているワインを飲んでいて現時点での味を知っている。 @の店内温度を低く設定してあることは当然として、Aの15℃以下の定温セラーが設置されているショップは意外と少なく、Bの店内のワインを飲んで、味を理解して、ワインを販売しているショップはさらに少ないです。要するにワインの知識(たとえば産地の特徴や原料ブドウ品種など)がいくらあっても、店頭に並んでいるワインの実際の状態や味わいを知らずにワインをお客様におすすめしては全く意味を成さないのです。そのようなワインの知識は机上の空論に過ぎません。現実のワインは、「旅疲れ」や「飲み頃」の問題などで、なかなか教科書どおりの味わいになっていない場合が多いのです。 さて、「真っ当なワインショップ」が見つかったとしましょう。 ようやくワイン選びが始まるわけです。ここからは、レストランでのワイン選びと同様です。ご自分でボトルのラベルや説明を見ながら選んでもかまいませんが、できれば、いつ、誰と、どこで、どんな料理に合わせて、どんなワインをどのくらいの予算で楽しもうとしているのかをショップのスタッフに伝えてください。的確にワインをセレクトしてくれると思います。また、贈答用にワインを使う場合は、予算は当然ですが、できれば、先方様の性別、年齢、職業、ワインのお好み、先方様宅のワインセラーの有無などもお話しください。特にワインにこだわりを持っておられる方への贈り物は、情報が多ければ多いほどより良いセレクトができます。以上、7回にわたって「ファインワイン」のお話をしてまいりました。「ファインワイン」のことを少しでも知っていただけたでしょうか。あとは、お近くのレストランやワインショップでご自身の舌でそのピュアな美味しさにふれてみてください。きっと、あなたのワインライフは新しいステージへと進んでいることでしょう。
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2009年09月08日

阪神芦屋ワインガーデンが贈るワインの楽しみ(6)

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☆ワインについて語る?
前回ワインの飲み方についてお話をさせていただきました。今日はそのワインを飲みながら、あるいは飲んだ後に何を語るのかというお話をさせていただきます。
ワインというお酒は、なぜか人を饒舌にさせる魅力(というより魔力)があるようです。私はビールやウイスキーでウンチクを語る人をあまり見たことがありません。ところが、ワインバーなどでは、ブドウ品種のブレンド比率がどうのとか、樽熟成の期間がどうのとか、ワインのウンチクをお連れの人たちに披瀝している場面によく遭遇します。その極端な例が漫画『神の雫』の主人公、神咲雫のワインのコメントかもしれません。いわく仮面舞踏会、ダ・ヴィンチのモナリザ、ミレーの晩鐘等々。
人はなぜかくもワインではウンチクを語りたがるものなのでしょう。
それほどワインには「魔力」があるのでしょうか?
それは、
@ワインは先進国を中心に世界数十箇国で生産されており、その種類は数万を超え、酒類の中で最も多種多様である。
Aワインの原料ブドウの品種は多様であり(現在約3,000種あるといわれています)、その栽培技法および醸造技法も様々。
Bヨーロッパの銘醸ワインには100年以上の歴史を持つものが多く、その生産年ごとの良し悪しが語られ、現在でも高額で取引されている。
Cヨーロッパやカリフォルニアなどの一部の高額ワインは、すでに高級ブランド化しており、これらを飲むという行為そのものがステイタス・シンボルになっている。
大多数の日本人は「ワインがわからない」のですから、以上のように多様で複雑でかつ高額なワインというものを他人よりは、多少なりとも飲んだ経験があり、それを理解しているという優越感がウンチクを語らせる原動力になっているのかもしれません。また、ワインを飲みに行くことを「ワインを勉強しに行く」という言い方をする人もいるように、「ワインを飲む」という行為そのものが、「小説を読む」、「映画を観る」などと同様のある種の知的営為とみなされているところもあるのかもしれません。
ワインとはスノッブな飲み物なのでしょうか。
ワインは、本来、食事のベストパートナーです。ファインワインは、プロ野球、海外旅行、ハリウッド映画、モダンアート等々の楽しい会話の潤滑油の役割をきっちり果たしてくれます。ワインは、あくまでも人と人とのコミュニケーションの媒介物であって、ワインそれ自体が目的ではないはずです。
ところが、やはりその「魔力」には抗しがたいものがあります。
それがファインワインであればなおのこと、今飲みつつあるワインについて何かを語りたいという衝動を抑えることができなくなるのです。では、スノビズムに陥らずに、誰もが共感できる、節度ある「語り」とはどのようなものでしょうか。
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<赤>2006 ラ・ブリヤーヌ(ブリヤーヌ) 2006 La Brillane omaine de La Brillane 参考価格:2,600円(税別)生産地:フランス,プロヴァンス地方コトー・デクサン・プロヴァンスAOC 生産者:ラ・ブリヤーヌ 品 種:カベルネ・ソーヴィニョン55%,グルナッシュ,カリニャン,クノワーズ,サンソー
無農薬有機栽培を実践し,天然酵母で醸造。酸化防止剤の添加も必要最小限に抑えられています。ワインは,深みのあるルビー色。カシス,ブラックチェリーなどの気品あるアロマ。意外なくらい熟成感があり,洗練された上品さが全体に感じられます。和食にも合わせたい1本です。※画像は2004年ヴィンテージになっています。
まず、今飲んでいるワインを前に言わずもがなの事例を列挙してみましょう。
@高級ブランド・ワインの体験談。
例:「この間、1961年産のシャトー×××を飲んでねぇ。」(いわゆる飲んだ自慢です)
Aブドウ栽培およびワイン醸造に関する詳細な言及。
例:「このシャンパーニュはマロ=ラクティック発酵をさせているね。」(まるで自分がそのワインを造ったかのような…)
Bそのワインの生産者に関する詳細な言及。
例:「このシャトーの醸造責任者は有名なエノロジスト○○○の奥さんでねぇ。」(まるで自分がその生産者と友人関係であるような…)
Cそのワインに対する恣意的な採点。
例:「ん〜ん。これは100満点で89点だね。」(まるで自分がワイン評論家にでもなったかのような…)
では、ワインについて何を語ることができるのでしょうか。
単純に言って、色・香・味の3点だと思います。「食事の最中にワインテイスティングをしてください」という意味ではありません。グラスの中のそのつややかな赤い色を見てください。それだけで食欲がわいてきませんか。その華やかなブルーベリーの香りに少しスパイシーなホワイトペッパーの香りが混じっていませんか。一口含むと赤い液体が口いっぱいに広がり、渋味・酸味・甘味がバランスよく感じられ、飲み込んだ瞬間、口腔から鼻腔に赤い花の香りが抜けていきませんでしたか。もしそれらを少しでも感じ取れたなら、それを表現してみてください。
今飲んでいる「ワインの周辺の知識」を語るのではなく、「ワインそのものについて自分自身で感じたこと」を語ってほしいのです。「おいしい」の一言だけでも、最初はかまわないと思います。また『神の雫』のように多少飛躍した詩的な表現もときには面白いかもしれません。いずれにせよ食卓は盛り上がることは間違いありません。
ところで、『センス・オブ・ワンダー』という本をご存知でしょうか。 「神秘的なものに興味を持つ感性」とでも訳すのでしょうか。レイチェル・カーソン(1907〜1964年)の遺作です。この本は海洋生物学者にして1962年の著書『沈黙の春』において農薬による環境汚染の問題をいち早く世界に知らしめた彼女の遺言のような書物です。姪の息子ロジャー(当時1歳8ヶ月!)に別荘周辺の散策を通して、四季の移り変わりによる自然の変化や成長をやさしく解き明かしています。その中で「知ることは感じることの半分も重要ではない」という一節があります。
私はこの言葉が大好きです。まさに私たちの五感をすべて使ってワインを感じ取ることが一番大切なのです。
次週、最終回の第7回は「ワインの買い方・選び方」です。
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2009年09月01日

阪神芦屋ワインガーデンが贈るワインの楽しみ(5)

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☆ワインの飲み方
前回はワインには飲み頃があるというお話をさせていただきました。今日はその飲み頃のワインをどう飲むか、というお話をさせていただきたいと思います。
単純に言って、ワインオープナーでコルク栓を開けてグラスに注ぐだけでよいはずなんですが、その前に。
まず温度の問題です。 ワインを飲むには赤・白それぞれに最適な温度があります。
よく「赤ワインは室温で、白ワインは冷やして」などと言われます。
ここに最大の誤解があります。それはフランスの室温と日本の室温は全く異なるということです。たとえば、真夏でもパリの最高気温は25℃程度、最低気温は15℃前後です。東京は最低気温が25℃ぐらい、最高気温は35℃近くになるときもままあります。必然的に室温も東京の密閉された部屋では40℃を超えるときもあると思います。こんな暑いところで、赤ワインを室温!で飲んで美味しいわけがありません。赤ワインを飲む最適な温度は16〜20℃ぐらいです。つまり夏は冷蔵庫などで少し冷やしてから、冬は暖房のきいた部屋で1時間ぐらい前に開栓して食卓に立てておいて少し温まってから、飲んでいただく必要があります。
もちろん白ワインにも適温があります。ビールは一般的に6〜8℃が最適な温度といわれています。しかしファインワインであれば冷やしすぎは禁物です。10℃以下では味・香りともしっかり出てきません。10〜13℃が最適でしょう。
次にデキャンタージュです。
ワインを小学校の理科の実験で使ったフラスコのようなガラス容器に移し変える作業のことです。これを行うのか否かというデリケートな問題です。
もちろん、普段はデキャンタージュなどする必要はありません。
デキャンタージュを行う必要があるワインは以下の3通りが考えられます。
@飲み頃が来ていない若いワイン
未だ飲み頃でないためワインの風味が閉じているときには、デキャンタージュを行い、強制的に空気に触れさせ酸化を促し、若いながらも飲める状態にします。ただし、1本のワインを2〜3時間かけて楽しむようなときは、たとえ若いワインで  あっても、デキャンタージュしなくとも途中から風味が開いてくる場合もあります。
A古酒。一般的には15〜20年以上の瓶熟成を経たワインのことを指します。開栓予定の一週間前にはワインセラー内にてボトルを立てておき、オリを沈めます。そして飲む1時間前ぐらいに開栓し、オリを入れないようにデキャンタージュを行い、ワインを永い眠りから解放してやります。
ただし、若いワインでも無ろ過で充填されているワインは時としてオリがある場合があります。このオリは長期瓶熟成後に発生したものではなく、ワインの発酵中にできたものです。これはある意味では「旨味」の素ですので、デキャンタージュを行って取り除く必要はありません。そのまま飲んでも問題のないものです。
B開栓したボトルから腐卵臭のような不快な匂いが放出されているワインこれは野生酵母で発酵させたワインでたまに発生することがあります。この場合開栓した状態でボトルを1〜2時間放置しておくと消えてなくなりますが、それでもなくならないときには、デキャンタージュを行い、強制的に取り除いてしまいます。
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<白>
2007 シュヴェルニー・ブラン・フリルーズ(クロ・デュ・テュエ・ブッフ)2007 Cheverny Blanc Frileuse domaine Le Clos du Tue-Boeuf
参考価格:2,800円(税別)生産地:フランス,ロワール地方ヴァン・ド・ターブル生産者:クロ・デュ・テュエ・ブッフ 品種:シャルドネ60%,ソーヴィニョン・ブラン40%
「クロ・デュ・テュエ・ブッフ」というドメーヌは中世より高く評価されている有名なぶどう園で,現在はピュズラ兄弟が所有し,ビオディナミ(無農薬有機栽培)を実践しています。
このワインはエキスの厚みがあり,やさしい味わいが楽しめます。
ソーヴィニョン・ブランの華やかさとシャルドネのボディをうまく調和させたピュアで繊細な1本。


次はワイングラスの問題です。
ワインショップではワイン産地やブドウ品種ごとに様々な形状のクリスタル製のワイングラスが販売されています。たとえば、ボルドー専用のグラス、ブルゴーニュ専用グラス、トスカーナ専用グラス、カベルネ・ソーヴィニョン専用グラス、シャルドネ専用グラス、ソーヴィニョン・ブラン専用グラスなどなど数十種類にも及びます。これらは舌先にワインがどのように触れるのか、どのくらいの量のワインが一度に口に入るのか、などということが緻密に計算されているとても意味のある形状なのです。
ここでは、ファインワインをご家庭で楽しむことを前提としていますので、こんなに多くの種類のワイングラスは必要ありません。ただし赤ワイン用にあなたのお気に入りのデザインの大ぶりのグラスをひとつと白ワイン用に赤よりやや小さめのグラス、そしてシャンパーニュ用に縦型のフルートグラスの3種類はぜひ欲しいところです。やはり大ぶりのバルーン型のワイングラスで飲むブルゴーニュワインは、香り、味ともに感動がワンランク・アップします。
さて、最後はワインと料理との相性の問題です。
今、目の前に湯気の立ち上っているできたての料理があるとしましょう。この料理にどんなワインを合わせれば良いのでしょうか? 「お肉には赤。お魚には白。」と、とりあえず考えるかもしれません。もちろんそれはそれでかまわないのですが、それだけではちょっともの足りません。もう一歩踏み込んで、素材だけではなく、調理法やソースの風味なども考慮に入れて、1+1=2ではなく、3にも4にもなるワインを選びたいものです。それが、ワインと料理との「マリアージュ」(フランス語で「結婚」という意味です)ということになるのです。
ワインと料理の相性にについては、それだけで一冊の本が書けてしまうぐらいの内容になります。ここでは、ごく基本的なポイントだけをご紹介したいと思います。
たとえば、天ぷらにワインを合わせる場合を考えてみましょう。素材は魚介類や野菜です。それに衣をつけて油で揚げるわけです。そして食べるときは、塩胡椒をつけるか、天つゆをつけます。この塩胡椒か、天つゆか、で合わせるワインが違ってきます。塩胡椒であればアルザスのリースリングがピッタリなんですが、天つゆの場合はロゼ・シャンパーニュが面白いかもしれません。この場合の「塩胡椒」や「天つゆ」がフランス料理でいうところの「ソース」に該当するわけです。ワインと料理を合わせる際のポイントは、この「ソース」とどう合わせるか、ということになります。
もちろん、ご家庭で楽しまれる分には、むずかしい理屈は抜きにして、自分のお好みのワインで合わせるのが当然美味しいと思います。天ぷらにボルドーの赤ワインでも大いに結構です。
この「ワインと料理の相性」については、第7回「ワインの買い方・選び方」でもう一度もふれたいと思います。
次週、第6回は「ワインについて語る」です。
来週もよろしくお願いします。

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